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もともとデザインが好きだった私は、将来、何かデザインに関わる仕事に就きたいと思い始めたのが『プリザーブドフラワー』でした。「プリザーブドフラワーだったら見た目もきれいだし、生花より長持ちするし、アメリカにはまだないみたいだし、ビジネスとしていける!」と思い立ち、その頃在住していた米国のニューヨークでアレン ジメント教室を始めました。ところが、やりながら、自分がお花たちに何をやっているかに気づいてしまったのです。

プリザーブドフラワーというのは、生花(バラが主)が一番みずみずしい状態のときに水分を抜いて 保存液を入れ、着色し半永久的にみずみずしくきれいな状態が保たれるよう加工を重ねて作り上げる人 間の鑑賞用のフラワーのことをいいます。人間の都合や欲のために、自然な(本来の)お花の状態を勝手に変えて楽しんでいるのです。そこに気づいてしまった私は、それ以降プリザーブドフラワーに携わることができなくなりました。

でもアートは好きで、何か関わっていきたいと思っていたのですね。その頃、姉が絵を描き始めていて楽しそうだったので、私も絵を描き始めました。最初は何だかわからない、幼稚園生みたいな絵です。絵のテーマはその時に観じたテーマです。テー マが浮かぶと、「今日描くのかな?」と思うのと同時に、「どの画材で描くのかな?岩絵の具?水彩絵の具?筆ペン?」などの画材を決めます。あとは手が動くまま、すべておまかせで。いつの間にか「こんな絵になっていた」という観じです。


描いた絵からは波動が出ていて、絵の上に飲みものを置いて飲んでみると、味が変わっているという 体験がありました。水っぽくなったかんじでした。カルピス、ジュース、コーヒー、赤ワインなど。変化が最もわかりやすかったのが赤ワインで、描くたびに赤ワインを絵の上に置いて飲んでみたので、たまに酔っぱらってしまった記憶があります(笑)。あるとき、『〜の正常化』というテーマで描きたくなったので色々と描いてみました。その頃、母の血圧が不安定だったこともあって『血圧の正常化』というテーマのアートを描きました。母に渡すと胸の あたりにそのアートを当ててみたら血圧が安定していくのを感じられるようでした。

飲み物をアートの上に置くと味が変わってしまったように、『〜の正常化』というテーマのアートから 出ている振動波が母の身体に作用しているのでしょうか。不思議な体験でした。その逆の体験もあります。テーマは忘れましたが、描いているときは何も感じなかったのですが、終わってから絵を見ていると胸がムカムカして息苦しくなった事もありました。


足立幸子さん(*1)の著書『あるがままに生きる』の本の中に、「波動が上がって、鮮やかなグリーン になるとプログラムして描かれた絵の上にメノウという石を置いたら、石を染めていた染料が外に出て、 本来のメノウの姿に戻った」と書いてあったことを思い出しました。 

目には見えないけれど、確かに絵から出ている波動があるのですね。美しい絵の中にも描いた作者の 自我や欲の振動波が入っていると、その絵から出ている振動波は見る人だけではなく、それが置かれて いる環境空間にもネガディブな影響を及ぼすことになります。逆にアートがその環境空間の甦生化に協力してくれます。  

自然の仕組みは、全ての存在物が自ら生まれようと、人間の手を通して生み出されようと、常に時空間の生態系に互いに関与しているそうです(* 2)。今こうして自分の自我と欲のかたまりで始めたプリザーブドフラワーの体験から、いろいろな絵を描く体験へ移行していって気づいたことは、形態波動エネルギー研究所の足立育朗所長と妹の幸子さんがいわれているように、 自然の仕組って「真のアートは科学なんだ!」とガッテン!つくづくそう思いました。

アートを描くことによって体験したことを簡単にまとめてみましたが、なかなか文章は難しいですね。 つたない文章ですが、少しでも何かハートに留まることが含まれていれば幸いです。お読みいただき、 ありがとうございました。                                              

 宮崎 愛子

 
(*1)足立幸子さんについて

(*2)足立育朗さんについて
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